助成・表彰対象者

平成20年度 助成・表彰対象者

 (財)とよしん育英財団では、平成20年度の地域で活躍する教育・文化活動の助成・表彰対象者を決定し、助成金の贈呈・表彰を行いました。
 20年度の対象者は助成3件 教育文化賞2件 教育文化奨励賞5件です。
 なお応募総数は19件で、西三河地区他、名古屋市、日進市から寄せられました。

平成20年度 助成・表彰対象者

助成の部(敬称略・順不同)

小原歌舞伎保存会 会長 中垣 和美

推薦理由

 昭和48年発足。江戸時代中期から豊田市小原地区に伝わる伝統芸能で、一時は地区内の多くの神社に歌舞伎舞台が作られるほど発展したが、時代とともに衰退し、現在では小原歌舞伎保存会が伝統を守るだけになった。定期公演を開催するなどして、特色ある伝統を継承し、普及発展を図る。また、子ども歌舞伎の指導、他地域での歌舞伎の演技指導と交流、文化行事での公演など広い範囲で活動を展開し、地域文化の高揚に多大な貢献をしている。

主な実績
平成15年 豊田文化功労賞

五月公演・小原文化まつり等定期公演を開催している

鈴木 琢磨(彫刻家)

推薦理由

 平成7年名古屋芸術大学美術学部彫刻科卒業、平成9年愛知県立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了し、平成18年国画会準会員となる。グループ展では、K-TEN、とよたアートナウ、豊田市本多邸「家祀」などに出品し、独創性の高い美術を追求するなど地域文化の活性化に貢献。中部国展で中部国画賞、国展では新海賞を受賞し、新進彫刻家として将来の大成が嘱望される。現在、名古屋芸術大学美術学部等で非常勤講師を勤める。

主な実績
平成9年 とよたパブリックアート展・国展出品
平成14年 第40回中部国展 中部国画賞
平成15年 とよたアートナウ2003・家祀出品
平成16年 第1回松峯会彫刻展・乾漆による出品
平成17年 愛・地球博出品
平成18年 第80回国展 新海賞
平成20年 とよたアートナウ2008喜楽亭・10の饗出品

梅村 愛(日本画家)

推薦理由

 平成12年名古屋芸術大学美術学部日本画専攻科に入学。平成16年名古屋芸術大学大学院に進学。大学・大学院を通じ日本画を専攻し、日本画の基礎ならびに技術等を磨いてきた。大学院修士課程卒業後はフリーとして独自の日本画の世界を確立し、美術界からの評価も高く、龍桜日本画大賞展・日展に入選するなど、日本画家として将来の大成が嘱望される。

主な実績
平成15年 日展入選
平成18年 龍桜日本画大賞展入選
平成20年 日展入選

教育文化賞の部(敬称略・順不同)

太箸 賢二(マーチングバンド指導者)

推薦理由

 静岡県浜松市出身。マーチングバンド「ハママツ・ワイルド・ウインズ」のメンバーを経て、浜松市内の高校及び豊田市内の小学校を中心にマーチングバンドの指導にあたる。平成7年、青少年の健全育成を目的とした豊田市ジュニアマーチングバンド仮設立と同時に指導者として参加。以降豊田市ジュニアマーチングバンドの中心的な指導を務め、「バトントワリング全国大会」出場に導くなど、今後も指導者としての活躍が期待される。

主な実績
平成15年 全日本マーチングバンド・バトントワリング全国大会一般の部15位 他
平成16年 全日本マーチングバンド・バトントワリング全国大会一般の部12位 他
平成17年 全日本マーチングバンド・バトントワリング全国大会一般の部12位 他
平成18年 全日本マーチングバンド・バトントワリング全国大会一般の部12位 他
平成19年 全日本マーチングバンド・バトントワリング全国大会一般の部11位 他

 その他各大会において優秀な成績を多数収めている。

龍桜 朱泉(龍桜流やぐら太鼓副会主)

推薦理由

 平成6年早川流やぐら太鼓入会。打ち頭として市内外18チーム150名の指導にあたる。やぐら太鼓以外に、豊田固有の芸能文化である巫女神楽や祭り囃子にも精通し、全国にその文化を発信している。全国各地の太鼓演奏会に出演し、その流れるような華麗なばちさばきには定評がある。平成19年から始まった「しゅせんの太鼓囃し」は郷土芸能をテーマにした独創性の高い公演として評価され、地域文化の担い手として将来が嘱望される。

主な実績
平成14年 和楽器体験学習指導者派遣事業の講師
平成15年 豊田市文化財保護審議会委員
平成17年 愛・地球博「豊田市の日」出演
歌舞劇団田楽座に演技指導をする
平成19年 田楽教室にて「早川流やぐら太鼓教室」の講師
平成20年 豊田文化奨励賞受賞
平成21年 早川流やぐら太鼓より独立し、龍桜流やぐら太鼓を設立

教育文化奨励賞の部(敬称略・順不同)

岡崎市立矢作北小学校 雅楽部 代表 夏目 恒男

推薦理由

 平成3年、学区の雅楽を継承する楽人会の指導を受けて発足。以来17年間、伝統芸能の継承と雅楽の紹介につとめ、その実績が認められ、岡崎市教育文化賞や博報賞などを受賞した。卒業式や敬老会など学校での演奏を続ける傍ら、岡崎市子ども芸能祭や市・県の主催行事での演奏、地元高等学校文化祭での演奏など、幅広い活動を続け、伝統文化の継承に大きく貢献している。

主な実績
平成7年 NHKテレビ「小朝やってまいりました」で演奏披露
平成8年 岡崎市・ライオンズクラブ主催 教育文化賞
平成13年 第32回博報賞
平成19年 岡崎市民会館で東儀秀樹さんと共演
平成20年 NHK「ホットイヴニング」出演
城西高校文化祭で演奏披露

岡崎市立六名小学校 校長 三浦 みどり

推薦理由

 昭和35年から継続的に道徳研究活動に取り組み、道徳の授業開発を進め、道徳教育の重要性を啓発。長年にわたる地道な道徳研究は他校の実践の模範となっている。道徳教育研究成果として、年間35時間の「六名単元計画」を作成し、6学年分の教具を整備し、他校への貸し出しを行ったり、指導法の提案をしたりなど、道徳教育の充実に貢献し、青少年の健全な育成に大きく寄与している。

主な実績
昭和37年 道徳教育研究発表
昭和60年 道徳研究発表
平成4年 道徳研究発表
平成9年 道徳研究発表
平成17年 道徳研究発表

このころから「地域参加型」の道徳授業の成果発表

日進市立日進中学校 吹奏楽部 代表 清野 雅子

推薦理由

 昭和32年設立。地域に開かれた吹奏楽部として、数々のコンクールで入賞すると伴に、これまで地域の様々な要請に応え、地域行事や家庭教育推進委員会主催のイベントなどで積極的に演奏し、地域に根付く活動を行い、また、定期演奏会には老人ホームの方に招待状を出し、毎年多くの方に来ていただいている。その他、日進市の友好自治体である長野県木祖中学校吹奏楽との定期的な演奏交流活動をしている。

主な実績
平成18・19年 愛知県吹奏楽コンクール金賞
東海吹奏楽コンクール銀賞
平成20年 教育委員会賞(県1位)
東海吹奏楽コンクール金賞
第56回全日本吹奏楽コンクール銀賞

木製ランプシェード「中馬のあかり」を灯す会 
代表 安藤 みさえ

推薦理由

 平成16年開始。稲武地区の間伐材を有効活用することで、人工林の手入れの促進に寄与すべく、木製ランプシェードを製作している。その製作を通して都市住民との交流も図り、市内外の各種行事・イベントに積極的に参加することで、稲武地域のPRを行い、最近では観光の目玉となり地域文化に多大な貢献をしている。参加メンバーも増加しており、その継続した活動は単に文化的な活動の枠を超え、他の模範である。

主な実績

平成16年設楽町のチェーンソーアーティスト宮本典幸氏より指導を受け活動開始。
講習会年8回開催
「さくら祭り」「月見のあかり展」等展示会を中部国際空港などで多数開催

四郷棒の手保存会 代表 柴田 和則

推薦理由

 昭和38年設立。「棒の手」は、江戸時代の初期に献馬の警護隊として生まれたとされ、江戸・明治・大正と地域の祭りとして盛んに行われ、伝承されてきた。現在は、愛知県無形民俗文化財に指定され、保存活動と後継者の育成に熱心に努めている。祭礼や記念行事等に参加し、代表的な地域文化のひとつとして地域住民に広く認知されている。棒の手を体験した子供はすでに千名を超え、青少年育成、伝統文化の継承に大きな成果をあげている。

主な実績

 豊田野外劇参加(毎年) 愛知万博出演(3回)

平成19年 豊田市棒の手県指定50周年大会参加
平成20年 愛知県民俗芸能大会北名古屋大会参加
とよた産業フェスタ参加
エンジン01文化戦略会議オープンカレッジinなごや出演
尾張旭県指定50周年記念大会
他4件発表