助成・表彰対象者

平成24年度 助成・表彰対象者

 (公財)とよしん育英財団では、平成24年度の地域で活躍する教育・文化活動の助成・表彰対象者を決定し、助成金の贈呈・表彰を行いました。
 24年度の対象者は助成4件 教育文化賞2件 教育文化奨励賞9件です。
 なお応募総数は24件でした。

平成24年度 助成・表彰対象者

助成の部(敬称略・順不同)

小林 加奈(書道家)

推薦理由

 豊田市出身。平成14年、書道連盟墨豊会代表を務める佐々木嵓邦氏に師事。平成18年、金城学院大学文学部在学中に、公益財団法人独立書人団主催の第54回独立書展にてヤング賞を受賞し、独立書人団の会友に昇格。平成22年第58回独立書展で準特選受賞、独立書人団の準会員に昇格。平成23年書家の登竜門である毎日書道展毎日賞を受賞。また、第26回中国へ書の研究視察団として派遣されるなど、国内外の文化芸術のコンクールにおいて優秀な成績を修め、新進書道家として将来の活躍が期待される。

主な実績
平成18年 第54回独立書展 ヤング賞
平成20年 第56回独立書展 秀作
平成22年 第58回独立書展 準特選
平成23年 第61回中日書道展 二科賞
第63回毎日書道展 毎日賞
平成24年 文化新人賞受賞(豊田文化振興財団)

俊 寛(切り絵師)

推薦理由

 刈谷市出身。平成5年中京大学経済学部を卒業、日本紙工㈱入社。平成8年、日本紙工㈱を退社し、イタリアのフィレンツェに渡り、切り絵の制作活動に入る。フィレンツェ市主催の芸術祭や職人展に入賞するなど、フィレンツェの職人を題材にした独自の切り絵で高く評価される。平成14年、帰国後日本で本格的な作家活動に入り、東京、名古屋、京都等で個展やグループ展を開催。また昨年は、切り絵を駆使した斬新な「第43回おいでんまつりポスター」のデザインを手掛けるなど、伝統的な日本の切り絵の世界に革新をもたらす俊英切り絵作家として注目を集め、将来の大成が嘱望される。

主な実績
平成12年 フィレンツェ市主催PREMIO FIRENZE 入賞
平成17年 コルシーニ大公夫人主催第11回職人展グランプリ(フィレンツェ)
平成24年度 豊田文化奨励賞受賞

 フィレンツェ、ローマ、モンタッツォリ、パリ、東京などでグループ展や個展を開催。平成22年には、卒業した大学のギャラリーでも個展を開催した。

寺本みなみ・みずほデュオ

推薦理由

【寺本みなみ】 ピアノ。豊田市出身。ロンドン英国王立音楽大学修士課程に入学、最優秀にて修了。その後、同大学院アーティスト・ディプロマを授与され卒業。

【妹:みずほ】 ヴァイオリン。フランス国立リール音楽院に入学同音楽院、最上級課程を満場一致の最優秀にて首席で修了。ルクセンブルグ国際コンクールにて銀賞。

 平成15年渡欧を機にデュオを本格結成する。フランスにてカンボジアの孤児支援ボランティア団体主催のチャリティーコンサートに出演、日本では豊田市身障協会主催コンサートに出演している。イタリアのヴァレリア・マルティナ国際コンクール室内楽部門で第1位を受賞するなど、国内外の文化及び芸術のコンクールにおいて優秀な成績を修め、新進音楽家デュオとして将来の活躍が期待される。

主な実績
平成20年 ヴォレリア・マルティア国際コンクール 室内楽部門 第1位
平成24年度 文化新人賞受賞

 第44回豊田市中学校善行生徒表彰式(豊田南ライオンズクラブ)にて演奏、フランス ヴェルサイユにて東日本大震災復興支援チャリティーコンサートに出演するなど、国内外で活躍している。

前田 大(油彩画家)

推薦理由

 名古屋市出身。平成18年愛知県立芸術大学美術学部油画専攻卒業、平成20年同大学大学院美術専攻科卒業。写実的な表現を追求し、人物画、花などを主な対象として、作品の内側に、「時間」や「存在感」が生まれるように、丹念に制作している。また、素材や技法などを研究し、様々な表現を身につけれるよう、日々努力している。4年前から、「国展」「中部国展」に出展し、国展・国画賞を受賞するなど、高く評価されている。愛知県を中心に個展を開催したり、東京などの展示会にも参加し、幅広く活動している。精力的に前向きな姿勢で活動を続け、将来の大成が嘱望される。

主な実績
平成21年 第83回国展 国画賞受賞
平成22年 第84回国展 奨励賞受賞

教育文化賞の部(敬称略・順不同)

長谷川 伸岳

推薦理由

 昭和52年豊田市少年少女合唱団発足時に、運営委員となり、団運営の基礎づくりに貢献され、平成4年同団の企画委員長となり、まだ機能しきれていない運営委員会に、数々の提案を重ね、合唱団員としての自覚と誇りが持てる団活動を目指した。発足当初から33年間、運営委員ならびに企画委員長として、指導者と保護者らの相談役となり団活動を陰ながら支え、多くの団員や保護者からも親しまれた。また、発団25周年記念オーストリア海外演奏会の団長を務め、教会でのミニコンサートなど大きな成果をあげた。そして、声楽アンサンブルコンテストでは、全国大会に推薦出場するなど、県内でも有数な団として成長する担い手となった。

主な実績
昭和39年 豊田混声合唱団を創設、団長を務める。(15年間)
昭和41年 豊田合唱連盟を結成し委員長を務める。(10年間)
昭和45年 豊田文化協会の理事・推進委員・事務局長等を務める。(9年間)
平成11年 豊田市文化振興財団評議員を務める。(2年間)
平成14年 豊田ジョイントコンサートの実行委員長を務める。
平成23年度 豊田文化功労賞受賞

近藤 鈔

推薦理由

 平成元年より7年間社会教育指導員を務め、また、平成5年から9年間教育委員を務め、教育委員長も経験した。さらに、平成7年より18年間、町文化財保護委員会会長を務め、研修会において他市町の文化財を研究し、知識の習得、文化財保護に努め、町内の「文化財めぐり」で講師と務め、積極的に文化財を紹介し、保護活動を続けている。現在は、「合唱祭 in TOGO」や「こどもエコばんぱく in 東郷」の実行委員長を務める等、教育行政のみならず、文化、環境活動の推進において幅広く貢献していると認められます。

主な実績
平成元年~平成7年 社会教育指導員
平成4年~平成24年 合唱祭inTOGO実行委員長
平成5年~平成13年 教育委員
平成7年~平成24年 文化財保護委員
平成15年~平成24年 こどもエコばんぱくin東郷実行委員長
平成23年度 東郷町表彰条例 文化功労賞受賞

教育文化奨励賞の部(敬称略・順不同)

林 宗弘

推薦理由

 平成4年、当時赴任していた井上小学校で盲導犬の子犬の購入資金を募金やアルミ缶などの資源回収費で集め、中部盲導犬協会に贈呈する活動を始めた。募金目標金額を15万円とし、子犬に児童から募集した名前を付け、歌を作り、毎年平均2頭の子犬を贈呈した。この活動は、全国初の取組みで井上小学校の伝統行事として発展し、20年間で贈呈した子犬は40頭を超え、日本全国で活躍している。その後赴任した前山小学校、広川台小学校、上鷹見小学校でも同様の活動を行った。また、その後赴任した寿恵野小学校、西広瀬小学校では、介助犬の子犬を贈る活動を行い、盲導犬だけでなく補助犬全般を広める活動を継続し、子ども達に“福祉の心”を育てる活動を続けている。

主な実績
平成11年 青少年ボランティア発表会 ライオンズ賞受賞
第8回全国ボランティアフェスティバル宮崎
同フェスティバル推進協議会長賞受賞
豊田市教育委員会表彰

 盲導犬活動で贈呈した子犬が、トラック事故でパートナーを守り、命を落とした。こうした活動を題材に、井上夕香氏「レッツゴーサフィー」秋山みつ子氏「盲導犬サフィー、命の代償」高見さちこ氏「レッツゴーサフィー」として出版されている。

旭歌舞伎保存会 代表 安藤 光孝

推薦理由

 昭和55年設立。旭歌舞伎は、古くは江戸時代から明治時代にかけて、同好者による万人講として三河地方を広く興行し、戦後も娯楽の花形として各地神社境内の舞台において盛んに行なわれてきた。万人講の子孫が中心となって、「歌舞伎の保存と伝承を通して郷土芸能の育成振興を図ること。」を目的とし設立。毎年、旭地区の芸能祭において公演を行っている他、近隣地区との歌舞伎交流や昨年の豊田市制60周年記念事業民俗芸能大会に出演するなど、献身的に農村歌舞伎の伝承に努め、地域文化の発展に寄与している。

主な実績

 毎年、あさひまつり芸能祭で公演、近隣5地区の歌舞伎イベントへの参加と交流、旭中学校生徒への伝承活動などを行なっている。演題の数は15演に及ぶ。

読み聞かせグループ竹の子 代表 瀧澤 美智子

推薦理由

 平成10年、稲武地区の子ども達に絵本、昔話などの読み聞かせを通して、本の楽しさ面白さなどを伝えることを目的として設立。稲武小学校の図書館にて、ほぼ毎週金曜日約30分程度、1.2年生を対象に読み聞かせの活動を行い、毎月1回稲武中学校とどんぐりの湯で読み聞かせを行い、年2回程度稲武小学校全校生徒対象に読み聞かせを行っている。また、稲武地区だけでなく、本巣市の子ども会での読み聞かせや、豊田中央図書館で夏休みの読み聞かせを行ったり、絵本作家梅田俊作氏をお招きして稲武小中学校で講演会を実施したり、稲武交流館キッズフェスティバルの手伝いをするなど、多年にわたり子ども達の健全育成に貢献している。

主な実績
  • 毎週金曜日 稲武小学校で読み聞かせ
  • 毎月1回 稲武中学校で読み聞かせ
  • 毎月1回 どんぐりの湯で読み聞かせ

 古屋和子さんをお招きして、中学校で語り実施。パスまちサロン夜の読み聞かせ。稲武ふれあい祭り参加など。

豊田市立根川小学校 金管バンド部 BRASS KIDS 代表 平田 嘉之

推薦理由

 昭和55年4月、トランペット鼓隊として発足。平成になってから、部活動顧問の指導により、演奏技術を高め、アンサンブルコンテストで最優秀賞を受賞し、愛知県小学校管楽器指導者研究会の研修会で豊田市の代表として演奏したことがある。平成22年4月からバンド名をBRASS KIDSとし、楽しめる演奏をして子ども達の音楽を愛する心を育てる金管バンドを目指して活動を継続している。運動会、学芸会だけでなく、毎年、豊田市小中特別支援学校音楽大会、ジュニアブラスコンサート、アンサンブルコンテストに積極的に参加している。さらに平成24年は、朝日丘交流館主催のイベント「朝ヤンライブ2012」で演奏したり、日本管楽合奏コンテストにエントリーして優秀賞を受賞したり、愛知県小学校バンドフェスティバルに出場して表彰を受けたりするなど、積極的に対外的な活動に参加している。

主な実績
平成22年 アンサンブルコンテスト金賞受賞
平成23年 アンサンブルコンテスト金賞受賞
アンサンブルコンテスト豊田市長賞受賞
平成24年 日本管楽合奏コンテスト優秀賞受賞

岡崎市立藤川小学校 現職研修部 代表 高沢 秀昭

推薦理由

 平成9年より活動開始。藤川小学校は、東海道五十三次の37番目の宿場町である藤川にある。学校のすぐ前には、藤川宿の西棒鼻があり、街道沿いには本陣跡や米屋などが残され、宿場の名残やその歴史を肌で感じることができる。この歴史ある藤川を100年後も残していくために、たくさんの人たちに藤川について知ってもらおうと、6年生の総合学習で、「藤川ガイド」になろうをテーマに地域の調べ学習に取り組んでいる。今年度は「ふるさと藤川 未来に向かって新生代プロジェクト」をスローガンに、「むらさきかん」や「道の駅藤川宿」「米屋」などを子ども達の学びや思い、藤川の良さを発信する基地として整備していく活動にも、積極的に取り組んでいる。

主な実績

 昨年度は学習のまとめとして、「藤川ガイドブック」「缶バッチ」「米屋のミニチュア」「むらさき麦の商品化パネル」「屋号の表札」などを作り、表札は米屋に展示されている。
 今年度は、「藤川ガイド」「むらさき麦商品の開発」「米屋のリニューアル」を三本柱として活動に取り組んでいる。

  • 8月25日にオープンした「むらさきかん」のオープニングイベントのパネルディスカッションに6年生が参加。
  • 「道の駅藤川宿」で総合学習の成果を常設展示。

みよし市立三好丘小学校 校長 大地 康弘

推薦理由

 平成2年設立。児童は全国各地、また海外からの転入が多く、この特色を生かし、長く国際理解教育に力を入れ、研究成果を発表してきた。平成5年に、文部省から帰国子女教育研究を委嘱され、平成11年には、豊田地方教育事務協議会研究委嘱した。現在、タンザニア、イギリス、韓国、パキスタンなど海外の6つの小学校と交流を行い、クリスマスカードや日本のカレンダーなどを送り交流を深めている。また、イギリスのネザーソン小学校から校長先生と6年生児童3人他2名の計6名が両校の関わりを一層強くし、これからも交流を続けていきたいと来日した。来年5月には、他の交流校からも、児童、保護者、教師の訪問を受け入れる予定で、こちらからも訪問し、教育交流を一層深めたいと意欲的である。

主な実績
平成13年 才能開発実践教育表彰
平成18年 租税教室推進校表彰
平成20年 愛知県学校給食優良校表彰
PTA活動文部科学大臣表彰
愛知県健康推進学校入選
平成21年 スクールガード愛知県知事表彰
平成24年 スクールガード文部科学省
学校安全ボランティア奨励賞

みよし市吹奏楽団 シンフォニックウインズみよし 代表 市川 瑞穂

推薦理由

 平成22年、地域社会における社会教育活動と芸術文化の発展に寄与することを目的として発足。以降、みよし市内の行政区、みよし養護学校、地区子ども会、北部コミュニティ、文化センターサンアートの依頼に応じ、発足後2年余りで延べ11回のイベントや事業に精力的に参加し、活発な活動を通し、地域住民に良質な音楽を提供、音楽文化の振興に努めている。また、毎年主催する定期演奏会には、小中学校の吹奏楽部に参加を呼びかけ、共に演奏会を行い、小中学校の児童に発表の機会を提供するとともに、青少年の健全な育成に寄与し、今後も地域に根ざした活動が展開されることが期待される。

主な実績
平成23年 第1回定期演奏会
平成24年 第2回定期演奏会

 新屋区敬老会・秋祭り、みよし養護学校、児童館祭、黒笹長寿お祝い会、黒笹子供会クリスマス会などで演奏活動を行なっている。

東郷町スポーツ推進委員会 代表 小倉 雅

推薦理由

 昭和36年設立。同年に旧スポーツ振興法が公布され、体育指導委員によるスポーツの普及、推進、指導が行われて来た。その活動のなかでも昭和53年から始まった「家族体力つくりの日」は、現スポーツ推進委員が企画、運営し、地域の方に気軽にスポ ーツに親しんでもらえるよう、毎月第3日曜日の午前中に町内各小学校を無料開放し、ニュースポーツ等を実践しています。35年ほど続く「家族体力つくりの日」の他にも、教育委員会主催スポーツ事業には委員の皆さんの積極的な参加により、各種スポーツの普及、振興がなされ、その功績は顕著であると認められます。

主な実績
  • 毎月第1金曜日 レクスポの日
  • 毎月第3日曜日 家族体力つくりの日
  • 毎月第3日曜日 スポーツ推進委員会定例会

 愛知県スポーツ推進委員研修会、体力つくり推進委員前後期研修、町民レガッタ、町民ハイキング、愛知県市町村対抗駅伝競走大会等1年間いろいろな行事があります。

安城市立安城東部小学校 三河万歳部 代表 冨永 千良

推薦理由

 平成18年発足。学区の別所は、国の重要無形民俗文化財に指定されている三河万歳の発祥の地とされ、戦国時代に、万歳師を統率していた、大行日吉法印の堂宇と墓がある。しかし、現在、別所には三河万歳を舞うことのできる人はいない。そこで、安城の三河万歳保存会の人たちの協力を得て、三河万歳部を発足させた。そして、毎年公演活動を行い、郷土の伝統芸能の継承に努めている。また、平成22年度からは、6年生が総合的な学習で、三河万歳を取り上げて学習しており、郷土の伝統芸能への理解と誇りに思う心情の育成に努めている。

主な実績
毎年の公演
5月 大行日吉法印の法要での公演
9月 別所町の敬老会
10月 安祥文化のさとまつり
12月 東部芸能まつり
3月 特別養護老人ホーム慰問公演