助成・表彰対象者

平成27年度 助成・表彰対象者

 (公財)とよしん育英財団では、平成27年度の地域で活躍する教育・文化活動の助成・表彰対象者を決定し、助成金の贈呈・表彰を行いました。
 27年度の対象者は助成5件 教育文化賞4件 教育文化奨励賞10件です。
 なお応募総数は32件でした。

平成27年度 助成・表彰対象者

助成の部(敬称略・順不同)

山岸 大祐(陶芸家)

推薦理由

 愛知教育大学在学中より意欲的に作品を発表し、朝日陶芸展連続入選、国際陶磁器展美濃で連続入選など斬新で独創的な作品で新進陶芸家として高い評価を得ている。また、日韓中現代陶芸「新世代の交感展」(韓国工芸文化振興院/ソウル)、アーツチャレンジ2012(愛知芸術文化センター)、茨城県陶芸美術館、岐阜県現代陶芸美術館等の数多くの国内外の陶芸展に出品し、平成24年には多治見市より功績者として顕彰を受けている。愛知教育大学陶芸教室にて後進の指導育成にも関わるなど陶芸家として将来の大成が期待される。

主な実績
平成18年 第44回朝日陶芸展 入選(以後1回)
平成20年 第8回国際陶磁器展美濃 入選
(以後、平成21年銅賞、平成26年坂崎重雄セラミックス賞)
平成24年 多治見市制施行72周年で功績者として顕彰
平成25年 第1回陶美展 入選
平成27年 豊田市文化振興財団 豊田文化奨励賞受賞

松谷 阿咲(ヴァイオリン奏者)

推薦理由

 名古屋フィルハーモニー交響楽団のヴァイオリン奏者として演奏する傍ら、豊田市内の中学校や福祉施設等を訪問し、日頃、生の音楽に接する機会の少ない市民にクラッシック音楽の素晴らしさや感動を提供している。このような活動が、文化施設とりわけ豊田市コンサートホールの運営や文化芸術の普及に貢献している。

主な実績
平成5年 スズキメソードの海外派遣使節団の一員となる
平成19年 フランス国立ベルサイユ音楽院
最高過程であるペルフェクショヌモンに入学
平成20年 同音楽院を首席で卒業
平成23年 名古屋フィルハーモニー交響楽団入団
平成25年 豊田市コンサートホールアウトリーチ事業に出演(以後1回)
平成27年 豊田市文化振興財団 豊田文化奨励賞受賞

簗瀬 和重(松平わ太鼓奏者)

推薦理由

 昭和63年松平わ太鼓に入会し、和太鼓という郷土芸能を通じ、地域の青少年育成に努めてきた。
松平わ太鼓の週2回の練習と、年間約50回程の演奏活動に携わり、仲間の輪を大切にする事、道具(楽器等)を大切に扱う事などを会の子ども達に教えている。
松平中学校、松平高等学校の和太鼓部にも指導をし、こども園への太鼓の体験会も行っている。
松平交流館祭、松平金魚花火、九久平町他自治区の敬老会や夏まつり、秋まつり等地域の行事や愛知少年院の成人式に参加し地域との関わりを大切にしている。

主な実績
松平わ太鼓 平成15年 第2回東京国際和太鼓コンテスト
組太鼓部門 敢闘賞受賞
個人 平成16年 第3回東京国際和太鼓コンテスト
大太鼓部門 敢闘賞受賞(以後2回)、平成23年優秀賞受賞
平成21年 第24回富士山太鼓まつり大太鼓一人打ちコンテスト
優秀賞受賞 
平成27年 第1回大太鼓「大和」一人打ちコンテスト 最優秀賞受賞

豊田市立猿投中学校 校長 野場 達哉

推薦理由

 愛知県無形民族文化財である「棒の手」を、猿投棒の手保存会から指導を受け、子どもたちは猛練習をして技を磨き、その成果を学校祭で男子生徒全員が披露している。
20年以上続く取組を通して、将来の「棒の手」の後継者が生まれることを、地域から期待されている。
貴重な伝統芸能である「棒の手」を通して、地域を愛し、地域でたくましく生きる子どもたちが育ち、地域の活性化が図られることが期待される。

主な実績
毎年10月末および11月初め 学校祭にて披露
○男子…法被を着用し、二つの流派の技を発表
○女子…法被を着用し、「ざんざ節」踊り披露
保存会主催の棒の手講習会に多くの生徒が参加
地域の祭礼にて棒の手披露

谷田 育代

推薦理由

 刈谷音楽協会において、コンサートの企画・運営を行い、自身の出演はもちろん、企画したコンサートに若手を起用し育成に努めている。 また、リサイタル・オペラ・第九のソリストなど個人の演奏活動も活発に行い、大学での後進の指導にも力を注いでいる。これからも演奏活動、若手の育成、刈谷音楽協会の理事としての役目、いろいろな方面での活躍が期待される。

主な実績
愛知県立芸術大学 首席卒業、県知事賞
平成3年読売新人音楽賞受賞
日本声楽コンクール入選
オペラ「カルメン」をはじめ約20もの作品に出演
歌曲コンサート、合唱曲ソリスト、第九交響曲等出演
刈谷市、名古屋市、県内外、ヨーロッパにおいても演奏活動

教育文化賞の部(敬称略・順不同)

佐々木 嵓邦(書道家)

推薦理由

 昭和29年、昭和の三筆といわれた故手島右卿(ゆうけい)氏に師事、少字数の淡墨(たんぼく)を得意とし、昭和30年日展初入選以来、「独立書展」を中心に活躍。師ゆずりの気品にあふれた作品は書道界から高く評価されている。昭和56年豊田書道連盟設立、初代理事長に就任。書道に対する深い造詣と高い見識でリーダーシップを発揮し、各流派、会主を束ねて、豊田書道連盟の発展に尽力され、豊田市の文化振興に多大なる功績を残された。

主な実績
昭和30年 日展初入選(以後8回)
昭和47年 日本の書展出品(以後毎年出品)
昭和49年 豊南中学校校歌 揮毫(きごう)
昭和56年 豊田書道連盟設立 初代理事長就任
平成21年 第58回独立書展会員特別賞 受賞
平成25年 毎日書道会名誉会員に推挙
平成26年 豊田市文化振興財団 豊田文化賞受賞
 
ほか多数受賞歴有り

豊田少年少女発明クラブ 理事長 神保 昇二

推薦理由

 「少年少女の豊かな創造性の育成」を目的とし、昭和56年に設立された。平成2年から「世界OM決勝大会」に日本代表として参加、平成6年から「北海道洋上研修」を企画し、貴重な体験をさせている。平常活動では、全国学生児童発明工夫展等に応募し、毎年多数の子供たちが入選している。
また、長年地域貢献活動としてイベントや各学校に出向き、出前工作教室を開催し、多くの子供たちの創造性を育んでいる。
県下で2番目に設立された歴史と伝統のある全国最大規模の発明クラブであり、全国の発明クラブと交流や情報交換を積極的に行っており、全国発明クラブの発展にも寄与している。

主な実績
平成元年~ 「とよたものづくりフェスタ」出前工作教室開催
平成20年~ 「産業フェスタ」出前工作教室開催
平成23年 第13回全国ジュニア発明展 小学生部門優秀団体賞受賞
第59回県福祉大会 感謝状受賞
平成24年 OM世界決勝大会 バルサ競技部門 第3位(以後1回)
(公財)新技術開発財団より最優秀団体賞受賞
平成26年 第34回豊田市社会福祉大会 ボランティア活動感謝状受賞

東郷町立図書館 読み語りの会 まつぼっくり 代表 竹下 喜代子

推薦理由

 東郷町立図書館が開館した昭和57年から図書館ボランティアとして、毎週土曜日に子供向けの読み聞かせを行っている。また、図書館主催のお楽しみ会では、大型紙芝居や人形劇、影絵などで子どもが本に親しむきっかけづくりを行い、長年子ども達の健全育成に貢献している。

主な実績
昭和57年9月4日活動開始
●毎週土曜日14:30~15:30 読み聞かせ
●毎月第2土曜日 お楽しみ会
読み聞かせのほか、手遊びや紙芝居、人形劇の上演
●夏のお楽しみ会・冬のお楽しみ会
図書館だけでなく小学校などで大型紙芝居、人形劇、影絵の上演

安藤 則義(漆工芸家)

推薦理由

 豊田市(旧小原村)生まれ。昭和46年愛知県立芸術大学芸術学部日本画科卒業後。藤井達吉を師と仰ぐ父より技術を学び、地元旧小原村にて工芸作家として活動し数々の賞を受賞している。平成7年小原和紙工芸会会長として地域の発展に貢献。平成27年10月には、徳川家康公四百年大会において、松平東照宮拝殿に108校の天井画を描くなど活躍した。

主な実績
平成15年 愛知県芸術選奨受賞
平成19年 豊田市芸術選奨受賞
平成23年 第58回日本工芸会奨励賞
平成26年 第31回日本伝統漆芸展文化庁官賞受賞

教育文化奨励賞の部(敬称略・順不同)

豊田市立竜神中学校 少年消防クラブ 校長 杉山 博久

推薦理由

 平成23年度より、東日本大震災の被災地である宮城県亘理町(わたりちょう)の消防本部に生徒の寄せ書きを届けたり、地域の防災イベントに進んで参加するなどの活動を行ってきた。平成25年度に実施した地元消防団員との合同避難訓練をきっかけに、地元消防団や消防署・市役所防災対策課と連携した防災教育が始まった。諸活動が認められ、平成26年度少年消防クラブ交流大会の愛知県代表に初選出された。翌年度にも同大会愛知県代表に選出され、「合同訓練」では準優勝に輝いた。
今後も、地元消防団・市役所防災対策課と連携した防災教育を行っていく。

主な実績
平成25年度 消防署と連携して救命講習・避難所運営ゲーム
平成26年4月 集団救急トリアージ訓練・高所救出訓練
平成27年1月 防災世界子ども会議2015inとよた 参加
平成27年4月 消防署との合同避難訓練
平成27年8月 少年消防クラブ交流会(全国大会)合同訓練にて準優勝
平成27年9月 とよた産業フェスタ 防災普及活動実施
平成27年11月 地元消防団等と連携して避難訓練実施

日進市立日進西中学校 吹奏楽部 顧問 清野 雅子

推薦理由

 開校6年目の昭和58年に吹奏楽部がつくられ、今年度全国大会に初出場し金賞を受賞した。また、地域に開かれた吹奏楽部として、『にっしん夢まつり』や『にっしん市民活動祭』等、市の行事に参加したり、家庭教育推進委員会主催のイベントや学区の保育園で毎年演奏したりして、地域の様々な要請に応えている。このように、地域に根付く活動を重ねながら、年1回、日進市民会館で行う定期演奏会に毎年多くの市民の方々に来ていただいている。

主な実績
平成27年度実績
平成27年度愛知県吹奏楽コンクール A編成の部  金賞、愛知県教育委員会賞、朝日新聞社賞
第70回東海吹奏楽コンクール A編成の部  金賞、朝日新聞社賞
第63回全日本吹奏楽コンクール  金賞

野々山 義文

推薦理由

 平成11年4月から平成20年3月まで東郷中学校ソフトテニス部の顧問として生徒を指導し、平成19年には生徒を全国大会出場へと導いている。
平成23年には東郷アイリスジュニアソフトテニスクラブを設立し、平成26年には第14回全国小学生ソフトテニス大会において5年女子の部を優勝、他2ペアを出場へと導いた。
また、ソフトテニスを通して、東郷町のスポーツ振興と子どもたちの健康の保持、増進に貢献した。

主な実績
平成11年度~平成19年度 東郷中学校ソフトテニス部顧問
平成19年度 第38回全国中学校ソフトテニス大会 個人の部 1ペア出場
平成23年度~ 東郷アイリスジュニアソフトテニスクラブ指導
平成25年度~ 西日本小学生ソフトテニス大会 1ペア出場
平成26年度 第14回全国小学生ソフトテニス大会 5年女子の部優勝、他2ペア出場

みよし猿投古窯研究会 代表 牧内 則雄

推薦理由

 1300年前、みよし市を中心とする猿投窯(さなげよう)は国内最大で最先端の窯業地帯であったが、このような歴史は市民にほとんど知られておらず、保存発展のため平成21年8月に設立された。
講演会のほか、猿投古陶(さなげことう)づくり体験や産業フェスタでのPR活動を毎年行なっている。市内小中学校から出張授業依頼を受け、みよしの陶器づくりの歴史講義と陶器づくり体験を市内3校で実施するなど、市の文化活動に尽力している。

主な実績
平成22年度~ 猿投古陶器づくり体験、産業フェスタでのPR活動
平成25年度 講演会(約30名参加)
平成26年度 講演会(みよし市内小中学校教員)
平成27年度 出張授業(講義と猿投古陶づくり体験) 3校

豊田市立小原中学校 吹奏楽部 顧問 山口 裕也

推薦理由

 楽器を扱えない生徒達が集まり日々努力をし、7月には愛知県吹奏楽コンクール西三河地区大会において銀賞を獲得するまでに成長した。地域の方々の憩いの場である交流館や、老人ホームへの慰問活動も精力的に取組んでいる。
生徒達は大きな賞を目指すだけではなく、地域の皆様や障害施設入所者の方々の笑顔を求めて活動している。

主な実績
平成27年度
愛知県吹奏楽コンクール西三河地区大会 銀賞
・ボランティア活動
7月26日 障害者・介護者援護施設小原寮への訪問
10月25日 小原文化まつり
10月11日 小原ふれあいまつり

加藤 清香(日本画家)

推薦理由

 平成21年愛知県立芸術大学を卒業。その年、第64回春の院展で初入選を果たす。翌年、第95回院展初入選、その後、平成24年第97回院展で二回目の入選をする。また、東京、名古屋、京都などで合同展、平成26年に初の個展を豊田で開催するなど積極的な活動をされている。

主な実績
平成21年 第64回春の院展 初入選(以後6回入選)
平成22年 再興第95回院展 初入選(以後2回入選)
平成26年 加藤清香日本画展「日々のいろどり」(豊田画廊)
平成27年 日本画六人展「すずなり」(豊田画廊)
豊田市文化振興財団 文化新人賞受賞
現在 愛知県立芸術大学模写班従事、日本美術院院友

戸島 翔太郎(ヴァイオリン奏者)

推薦理由

 豊田市ジュニアオーケストラにてコンサートマスターを務め、学生コンクールにおいて多くのタイトルを得てウィーンへ留学し、名門「ウィーン私立音楽大学」において最優秀の成績を修めた。ソリスト、コンサートマスター、弦楽四重奏団の活動は、豊かで幅広く深く、新進ヴァイオリニストとして将来の活躍が期待されている。

主な実績
  
平成7年 子供のための音楽コンクール金賞受賞(以後2回)
平成15年 第13回日本クラッシック音楽コンクール 全国大会入選(以後1回)
平成18年 第60回全日本学生音楽コンクール全国大会入選
平成26年 第19回KOBE国際音楽コンクール奨励賞受賞
センチュリー室内管弦楽団とソリストとして共演
その他、音楽祭・コンサート出演多数
平成27年 豊田市文化振興財団 文化新人賞受賞

知立市立来迎寺小学校 マーチング・バトン部 教諭 山田 久美

推薦理由

 学校を代表して、学校と地域、さらに地域と地域の連携の架け橋を築こうと昭和49年に立ち上げられたマーチング・バトン部である。学校行事のみならず、地域の行事に積極的に参加し、貢献している。特に、交通安全を呼びかけながら行進する「来迎寺学区交通安全パレード」では、パレードの主役として地域の人たちから愛され、地域に活気を与える存在である。
また、演奏力や演技力の高さが評価されて愛知県警本部の交通安全イベントなどでも出場を要請され、活躍している。

主な実績
平成27年度活動
くすのきふれあい運動会
来迎寺学区コミュニティのつどい
来迎寺学区交通安全パレード
八橋町民大運動会
愛知県警本部「すこやか交通宣言フェスタ」 など

豊田市立美里中学校 吹奏楽部 校長 上山 仁

推薦理由

 「地域に愛され、地域に貢献できる美里ブラス」を合言葉に、積極的に美里学区または美里学区周辺の依頼演奏を行っている。年間約10回の依頼演奏を行い、地域の行事に花を添えている。各種コンクールにも出場し、金賞を受賞している。依頼演奏の要望も多く、地域からの期待も大きい。

主な実績
平成27年度コンクール実績
愛知県吹奏楽コンクール西三河北地区A編成の部 金賞
中部日本吹奏楽コンクール三河Bブロック大編成の部 金賞
平成27年度の依頼演奏実績
東山自治区秋祭り、美里三区ふれあい祭り
美里二区秋祭り、美里ふるさと祭り
豊田商工会議所青年部30周年記念式典
美里地区新成人を祝う会
豊田市地区対抗駅伝開会式

岡崎市立大門小学校 現職研修部 代表 山本 典弘

推薦理由

 地域特産品【しめ縄】広報活動、【茶摘み体験】、【交通安全指導】など、他校にはない「特色ある教育」が開校当初より継続的に推進されている。また、子供たちが学習や遊びを通して自然に親しむことができる環境整備の充実に努めてきた。
 開校40年を迎えた本年度は研究テーマを「子供一人一人が輝くダイヤモンド(大ヤ門ド)学習の創造」と掲げ、どの子も学習に参加できる「ユニバーサルデザイン」について研究を深めている。授業研究だけでなく、学区の歴史や特色を教材化した自作「大門カルタ」や「樹木看板」の制作など、子供たちが自然とより親しむことができる教材作りに取組んでいる。

主な実績
昭和52年 校庭に茶の木800本植樹 毎年「茶摘み体験」を実施
昭和60年(開校10周年) 「大門っ子の森」がつくられた
平成元年2月 全日本環境緑化コンクール特選受賞(日本一)
平成17年(開校30周年) ビオトープ「ビオ・だいもん」がつくられた
平成22年2月 全国ビオトープコンクール銅賞受賞
(日本生態系協会)