助成・表彰対象者
2022年度 助成・表彰対象者
- (公財)とよしん育英財団では、2022年度の地域で活躍する教育・文化活動の助成・表彰対象者を決定しました。
- 2022年度の対象者は助成2件 教育文化賞8件 教育文化奨励賞10件です。
- なお応募総数は24件でした。
助成の部(敬称略・順不同)
佐藤 貴美子(雅号:鳥巣 貴美子)(画家)
推薦理由
- 豊田市出身の画家で、自宅で栽培した植物などをモチーフに白を基調とした淡い画面が特徴的な作風で、のびのびと大胆にキャンバスを横切る筆線には強さと自由奔放な躍動感がある。
- 東京で個展を開催したり、豊田市においてもデカスプロジェクトに参加するなど精力的に活動し、その芸術性に将来の活躍が期待される。
- ※令和4年度(公財)豊田市文化振興財団豊田文化新人賞受賞。
主な実績
| 平成23年 | ドイツブレーメン芸術大学留学 |
|---|---|
| 平成27年 | 東京他各地にて個展開催 |
| 平成28年 | 美術手帖2016年12月号「あなたの知らないニューカマー・アーティスト100」掲載 |
| 令和元年 | あいちトリエンナーレ「WindshildTime」作品出展(豊田市) |
| 令和2年 | 「ART rental book」作品出展(豊田市) |
脇田 綾子 (雅号:川澄 綾子) (漆芸作家)
推薦理由
- 豊田市出身の漆芸作家であり、空間構成に重きをおいた抽象形体を制作しており、自ら和紙を漉き、素材感を生かした作品を生み出している。
- 多数の受賞歴があり、精力的に活動している。
- 豊田市においては、とよたまちなか芸術祭、とよたアートマルシェにも参加するなど、活動の幅を広げ、今後一層の成長が期待される。
- ※令和4年度(公財)豊田市文化振興財団豊田文化新人賞受賞。
主な実績
| 平成25年 | 第25回全国和紙画展入選 |
|---|---|
| 平成29年 | 第3回世界工芸トリエンナーレ2017入選 |
| 平成30年 | 川澄直子・川澄綾子親子展 和紙と日本画 |
| 令和2年 | とよたまちなか芸術祭へ作品出展 |
| ・K-TEN実行委員会メンバーとしてワークショップ等参画 | |
教育文化賞の部(敬称略・順不同)
武山 直樹(現代アート作家)
推薦理由
- 七宝の古典技法を駆使した作品を制作する豊田市在住の現代アート作家である。
- 東京芸術大学在学中に日本クラフト展でのグランプリ受賞をはじめ、数々の展覧会で受賞を重ね、国内外の美術館に作品が収蔵されている。
- その作品は、銅板に金箔や銀箔の装飾を一つ一つ張り付けるといった緻密な工程を経ており、七宝の世界の可能性を切り開き、気鋭の作家の一人として高く評価されている。
- ※令和3年度(公財)豊田市文化振興財団豊田芸術選奨受賞。令和4年度豊田市表彰受賞(個人・文化)。
主な実績
| 平成12年 | 日本クラフト展グランプリ受賞 |
|---|---|
| 平成20年 | COLLECT展(イギリス)ヴィクトリア&アルバート美術館収蔵 |
| 平成23年 | COLLECT展 ArtFundCollect賞受賞(~平成27年) |
| 令和26年 | AsianArtWeekNewYork個展(ニューヨーク) |
| 令和元年 | 「明治の工芸/平成の工芸」展(ギリシャ) |
小出 恵子(茶道、華道家)
推薦理由
- 昭和42年に茶道表千家、華道真道流に入門、その後筝曲や邦楽舞踊などにも造詣を深める。
- 豊田文化使節団のスタッフとして渡米するなど、文化活動に積極的に参画するとともに、市民野外劇のスタッフとして支援を行い、地域の芸術文化振興に努めるととも、文化芸術を通じた国際交流にも各団体の代表として、大きく貢献している。
- ※令和3年度 (公財)豊田市文化振興財団豊田文化功労賞、令和4年 豊田市表彰受賞(個人・文化)。
主な実績
| 平成3年 | アメリカデトロイト市へ豊田文化使節団に参加 |
|---|---|
| 平成18年 | 豊田市華道連盟・理事就任(現在に至る) |
| 平成19年 | 市民文化の会「ろんど」入会 |
| 平成21年 | 豊田茶友会・理事就任(~平成29年) |
| 平成23年 | 豊田市文化振興財団文化振興委員就任 |
近藤 延子(書道家)
推薦理由
- 豊田市出身、在住である書道家であり、永年にわたり造詣を深め、平成14年第50回独立書展にて会員賞を受賞し、その芸術性は高く評価され、毎日書道展などで審査員も務めている。
- また、豊田市では、作品展の審査員や指導ボランティアを務めるなど後進の育成も行っている。
- 豊田書道連盟では経理部長や副理事長を歴任し、豊田市の書道文化の振興と発展に寄与している。
- ※令和3年度 (公財)豊田市文化振興財団豊田文化功労賞、令和4年 豊田市表彰受賞(個人・文化)。
主な実績
| 平成2年 | 毎日書道展(一字書部) 毎日賞受賞 |
|---|---|
| 平成5年 | 第43回中日書道展 中日準大賞受賞 |
| 平成14年 | 第50回独立書展 会員賞受賞 独立ヒューストン展出品、ヒューストン日本総領事館にて実演 |
| 平成24年~現在 | 書写補助指導ボランティア活動(豊田市内小学校) |
豊田楽友協会吹奏楽団 代表 渡辺 祐希
推薦理由
- 昭和60年設立され、豊田市内を中心に、近年ますます活動が盛んになっており、公演数は年間20回に迫っている。
- こども園での出張演奏をはじめ、定期演奏会やアンサンブルコンサートを主催し、広く市民に対し、音楽へ触れる機会を提供している。
- コンテストなどにも積極的に参加し受賞するなど、自己研鑽にも努めている。
- ※令和3年度 (公財)豊田市文化振興財団豊田文化功労賞、令和4年 豊田市表彰受賞(団体・文化)。
主な実績
| 平成元年 | 豊田市市政38周年記念式典にて演奏 |
|---|---|
| 平成4年 | 豊田市文化奨励賞受賞 |
| 平成18年 | 豊田市民野外劇「衣の里夢大地」出演 |
| 平成24年 | 第1回アンサンブルコンサート開催 |
| 平成30年 | ラグビー日本代表対ジョージア代表戦にて国歌演奏 |
春日井 範之 (和紙工芸作家)
推薦理由
- 豊田市出身で多摩美術大学にて日本画を学んだ後、小原和紙工芸を始めた。
- 土を用いて凹凸をつける技法の開発や、漆など他の画材も取り入れて表現の幅を広げることに成功している。
- 豊田小原和紙工芸会では会長在任中に記念事業も実施するなど和紙工芸の振興にも努めた。
- また後進の育成にも力を入れており、自ら講座を主催したり、豊田市の行う事業に講師として協力するなど尽力している。
主な実績
| 昭和46年 | 豊田市美術展にて市長賞受賞 |
|---|---|
| 昭和49年 | 日展初入選以後12回入選 |
| 平成元年 | 名古屋三越にて個展開催(16回) |
| 平成17年 | 愛・地球博・和紙ドーム共同制作 |
| 平成29年~ | 愛知少年院にて職業訓練授業担当 |
高瀬 紀子 (箏曲家)
推薦理由
- 昭和40年より岡崎市内の学校、諸団体等からの依頼に応じ、数多くの箏曲鑑賞会に出演する岡崎市在住の筝曲家。昭和54年より多数チャリティーコンサートを開催するなど、岡崎市の福祉事業にも貢献している。
- また岡崎文化協会の理事を歴任、現在は監事を務めるとともに、市内の小中学校の課外授業の講師も務め、音楽教師として日本の伝統音楽「箏」の教育指導にも尽力するなど、地域の音楽文化の振興と発展に大きく貢献している。
主な実績
| 昭和41年 | 第1回宮城会コンクール入賞 |
|---|---|
| 昭和49年 | 第1回『箏リサイタル』開催 |
| 昭和61年 | 『国際交流基金主催派遣カナダ・アメリカ公演』のため1ヶ月渡米 |
| 現在 | 岡崎紀友会主催、及び各地にて演奏活動 |
大野 憲一 (音楽振興)
推薦理由
- 昭和44年に愛知教育大学卒業後、音楽教員として勤務する傍ら、オペラ等の舞台に立ち、平成3年に安城音楽協会を設立、30年間、理事長として活動をけん引してきた。
- 定期演奏会や、地域の学校や福祉施設、病院などでの演奏だけでなく、東日本大震災の被災地でのチャリティーコンサートなどを企画開催するなど、地域をはじめとした音楽文化の振興と発展に大きく貢献している。
主な活動
| ・安城更生病院緩和ケア病棟でのコンサート 335回開催 | |
| ・定期演奏会(26回)や小学校へのボランティア演奏(142校)、施設訪問ボランティアコンサート(97回)開催 | |
| ・東日本大震災被災地でのチャリティーコンサート2回開催 | |
| 平成3年 | 愛知県芸術選奨文化賞受賞 |
|---|---|
喜劇団 笑劇波 代表 南平 茜
推薦理由
- 平成19年に設立した、豊田市を拠点に活動する劇団であり、「喜劇団笑劇波」として全国各地の学校や自治体などで、生の舞台から社会的な話題を中心に、記憶に残る笑いと感動を届けている。
- その実績は年間約200公演にのぼり、今年24年目を迎え、豊田市公認のPR隊「WE LOVE とよたサポーターズ」に任命され、その活動を通じ、豊田市の魅力を全国に発信している。
主な実績
| 平成19年~令和3年 | 豊田警察署より感謝状贈呈 |
|---|---|
| 平成27年 | 新豊田市誕生10周年まちづくり感謝状贈呈、豊田市公認観光PR隊「WELOVEとよたサポーターズ」任命 |
| 平成31年度 | 豊田市魅力発信!豊田市WELOVEとよたアワード受賞 他多数受賞歴あり |
教育文化奨励賞の部(敬称略・順不同)
一ノ瀨 將之 (有職家)
推薦理由
- 中学生時より、宮廷装束に興味を持ち、大学生の頃から本格的に十二単などの着装技術(衣紋道)を学ぶ豊田市在住の有職家であり、鎌倉時代から続く衣紋道の流派「衣紋道高倉流」の宗家直門でもある。伊勢神宮式年遷宮や今上陛下の即位礼および大嘗祭にて装束着装奉仕を拝命するなど技術継承の成果を発揮している。自身の伝統技術の承継に加え、地域住民や、子どもたちにも宮廷装束をより身近に感じてもらえるよう、交流館などで講座を行うなど日本の伝統文化の継承・普及に貢献している。
主な実績
| 平成25年 | 伊勢神宮式年遷宮にて装束着装奉仕 |
|---|---|
| 令和元年 | 今上陛下の即位礼および大嘗祭にて装束着装奉仕 |
| ・衣紋道高倉流宗家直門 | |
| ・日本風俗史学会会員 | |
太田 清子 (海外文化交流)
推薦理由
- 世界各地から400人超の外国人をホームステイ先として受け入れ、平成6年に長久手市国際交流協会が設立されると、中心的役割を担いつつ、日本語教育のボランティアも行ってきた。
- また、地元の小学生に英語による英語絵本の読み聞かせも継続して行っている。
- 長久手市在住の外国人の増加により、本年度より「学校の日本語サポート」プロジェクトにも加わり、日本語教育支援を通じて、日本語での学習や学校生活に不安を抱える外国人の子どもたちの育成にも大きく貢献している。
主な活動
| ・世界各地より400人超の外国人留学生をホームステイ先として受入れ | |
| ・「学校の日本語サポート」プロジェクトの一員として、地域在住の外国人の子どもたちへの日本語教育支援を行う | |
| ・地元の小学生に英語で英語絵本の読み聞かせを行う |
鳥山 直也 (能楽師)
推薦理由
- 豊田市出身の能楽師。大学卒業後、一般企業勤務を経て、国立能楽堂三役養成研修(第5期)に参加する。
- 研修中に能楽協会会員となり、プロとして活動開始した。
- 国内外の公演に多数出演する傍ら、NHK大河ドラマの能楽シーンにも出演している。
- また狛江能楽普及会員として能楽教室、解説・体験講座などを企画、実施している。 一般家庭出身ながら、後進の育成や能楽普及を精力的に行っており、さらなる活躍が期待される。
- ※令和3年度豊田市文化振興財団豊田文化奨励賞受賞。
主な実績
| 平成10年 | 舞獅子「雲雀山」にて初舞台 |
|---|---|
| 平成18年 | NHK大河ドラマ「功名が辻」出演 以後、「軍師官兵衛」「真田丸」に出演 |
| 平成28年 | 「ふらっと能楽堂」ワークショップ付き講座の講師を務める(豊田市能楽堂) |
| 平成30年 | 「納涼能」出演(豊田市能楽堂) |
にっしん図書館サポーターズ 代表 酒井 信
推薦理由
- 平成20年、日進市立図書館開館時、図書館の人員だけで行えないことをサポートする目的で設立した。
- 市民にとって、使いやすく頼りになる図書館を目指し、17回を迎える朗読劇をはじめ、オリジナルのイベントを企画、開催しその参加者は1,400人を超える。
- 図書館の重要な役割である「資料の選書と保存」にも力を入れ、学びたい人が集える場所作りのサポートを続けるなど、地域住民に貢献している。
主な実績
| 平成25年~現在 | 朗読劇「ひょっこりひょうたん島」他開催 |
|---|---|
| 平成26年~現在 | 調べ学習お助け隊(自由研究の協力) |
| 平成27年~現在 | 読書交流会開催 |
| 平成28年~現在 | あいち図書館応援団交流会参加 |
| ・日進市立図書館10周年時に、同図書館より表彰 | |
NPO法人リビングサポート あいあいの家日本語教室 代表 島川 雅彦
推薦理由
- 外国人労働者やその家族の言葉の問題を解決するため30年前に発足した日本語教室であり、現在もNPO法人として活動する。
- 個別の要請に応じた学習を行い、その学習者は1,000人を超える。生活面での相談を受け必要に応じて専門機関を紹介する支援も行う。
- 学習に加え、日本行事の紹介なども行うなど、サロン的な役割を大事にしており、単なる学習支援ではない個人に寄り添った居場所としての活動は今後もさらに重要度が増すと考える。
主な実績
| 平成25年~現在 | 愛知国際病院にて学習者と餅つきなどイベント開催 |
|---|---|
| 平成26年 | 日進市制20周年記念にっしん市民活動祭に出展し活動を紹介 |
| ・市民まつり等、地域行事の情報提供、参加支援 | |
板倉 由夏 (画家)
推薦理由
- 豊田市在住の画家。豊田特別支援学校卒業後、けやきワークスへ入所し、絵画教室にて絵を習い始める。「障がい者作品展絵画部門」での特選受賞をはじめとした多数の受賞や展覧会への作品出展など精力的に活動している。花や動物、旅行で訪れた国の思い出を描いており、その作品はカラフルな色づかいで見る者の気持ちを温かくさせるなど、今後もその活躍が期待される。
主な実績
| 平成12年 | 「生の芸術フロール展」にて「第2回東海ラジオ放送賞」、平成18年「第8回名古屋市長賞」受賞 |
|---|---|
| 平成18年 | 「第29回全国障害者技能競技大会絵画の部」銀賞 |
| ・平成12年より障がい者作品展にて特選他多数受賞(平成12年、令和3年特選受賞) | |
| 令和元、3,4年 | グループアート展「TasainaArt展」出展 |
豊田市立旭中学校 校長 後藤 光弘
推薦理由
- 少子高齢化の著しい旭地区では集落機能の維持が課題であり、旭中学校は地域の担い手として郷土を愛する人材を育む取り組みを実践している。令和元年度から中学生の参画を目的に立ち上げた「旭中地域会議」では、地域住民との意見交換を通じて地域の良さや課題を認識し、議論を深めた。また令和2年度より「わくわく事業補助金」を活用した地域振興活動を、豊田市内では初の中学生が中心となって実施しており、その活動による今後の地域の活性化が期待される。
主な活動
| 令和2年~ | SNS(Instagram)での地域情報発信 |
|---|---|
| 令和2年~ | 旭地区PRキャラクター「さんさん旭さん」を考案、各種イベントへの参加 |
| 令和3年 | 地域産の食材を活用した「旭・バーガージビエ」のレシピ考案 |
| 令和4年 | 旭地区のイベントで足湯体験提供 |
ミルキーポケット 代表 髙木 玲子
推薦理由
- 22年間にわたり、みよし市立緑丘小学校で絵本の読み聞かせを行っている。
- 活動内容は月に一度10分間、各学級にて読み聞かせを行うとともに月に一度給食中の放送でも読み聞かせを行っており、地域の子どもたちへ育成に大きく貢献している。
主な活動
| ・月に一度、各学級での読み聞かせ | |
| ・月に一度、給食時の放送による読み聞かせ |
ほくぶっく 代表 古河 初美
推薦理由
- 19年間にわたり、みよし市立北部小学校児童に絵本の読み語りを行い、読書好きの児童を増やす一助となった。
- さらに、平成24年より年1回、プロジェクターやオリジナル音楽の生演奏を使用した全児童で楽しむ約1時間の大規模な読み語りの会を開催し、好評を博した。
- 新型コロナの影響を受け、休止を余儀なくされたが、開催方法を工夫し、健康安全に配慮して開催することができた。
主な活動
| ・平成15年6月より、毎月1回(4、8月除く)、朝の会が始まる前の15分間、児童に読み語りを行う。 | |
| ・10年記念事業として音楽等の演出を交えたイベント「ほくぶっくからの贈り物」を開始、以後毎年開催している。 |
東郷音頭保存会 会長 野々山 公子
推薦理由
- 当団体は、昭和55年に東郷町の伝統芸能である「東郷音頭・東郷小唄」の普及・継承を目的として設立された。
- 東郷町の納涼まつりや各地区の盆踊り大会への参加、東郷町伝統文化発表会等の出演だけでなく、地域の小学校や児童館等への出前講座も実施しており、伝統文化の保存継承に加え、地域住民への伝統文化の振興にも大きく貢献している。
主な活動
| ・東郷音頭・東郷小唄の出前指導(幼稚園、保育園、児童館など)・定例練習会開催 | |
| ・定例練習会開催 | |
| ・子ども教室開催 | |
| ・伝統文化発表会(子ども教室生徒・会員)の開催その他、各地区の盆踊りへの参加 |
