助成・表彰対象者
平成13年度 助成・表彰対象者

助成の部(敬称略・順不同)
曽 剣雄(そう けんゆう)
推薦理由
中国出身で、中国湖北美術大学院卒業・修士学位取得、新進洋画家として中国で活躍後、名古屋芸術大学研修生として来日。豊田美術展をはじめ白日展、日展で活躍されている。
加藤 万也(かとう まんや)
推薦理由
愛知県芸術家海外派遣留学生として、英国国立ノッティンガム・トレント大学院留学。
当地を代表する現代美術作家として国内外より高く評価され、今後の活躍が期待される。
茂木 俊興(もてぎ しゅんこう)
推薦理由
津軽三味線の第一人者山田千里に師事し、平成6年に津軽三味線B級優勝。テレビや世界各地のイベントに出演するなど活躍されている。
地域のイベントにも積極的に参加し、地域の伝統芸能の振興と発展にも大きく寄与されている。
豊田楽友協会 代表者 根岸 和治
推薦理由
地域で活躍する音楽家たちが「豊田市を音楽のまちに」を掲げ、昭和63年結成。それまで地方都市では実現不可能といわれていた市民オペラ「学生王子」大作「カルミナ・ブラ-ナ」を上演。また多くのソリストが育つなど、今後の活動が期待される。
鈴木正三顕彰会 会長 高橋 秀豪
推薦理由
江戸時代の禅僧 鈴木正三の業績研究を行い、顕彰活動を通じて郷土の文化の向上に寄与するとともに、全国各地に残る正三関係寺院等との交流を行っている。
教育文化奨励賞の部(敬称略・順不同)
小原村立小原中学校(小原歌舞伎)
推薦理由
江戸時代中期より神社に奉納するために始まった地芝居を継承するとともに、心の教育の一環として昭和52年より郷土芸能クラブとして活動している。
主な実績
平成7・8年 | 文部省 伝統文化教育推進事業の指定地域として活動 |
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愛知県芸術文化選奨-奨励賞
ふるさとこどもフェスタ中津川で上演
豊田市立豊南中学校
推薦理由
昭和62年より中国山西省太原成成中学校との友好交流を15年間継続している。その活動が評価され、平成13年博報賞を受賞した。
主な実績
平成6年 | 創意工夫育成功労校-科学技術長官賞 |
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平成13年 | 博報賞受賞 |
岡崎市立六ッ美北中学校(合唱部)
推薦理由
創部10年の間に全国大会8回出場し、金賞4回、銀賞4回を受賞している。校外でもミニコンサートを行なう他、市内の合唱部を集め講習会を開くなど、市内の合唱レベルの向上に大きな役割を果たしている。
主な実績
平成10年 | 愛知県芸術文化選奨-文化奨励賞受賞 |
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平成12年 | 全日本合唱コンクール1位 子供音楽コンクール1位 |
平成13年 | 全日本合唱コンクール金賞 |
岡崎市立竜海中学校(吹奏楽部)
推薦理由
長年部活動指導に力を注ぎ、特に吹奏楽部の活動はめざましく優秀な成績を収めている。また、OBを含めたコンサートを開催したり、福祉施設を訪問し演奏を行い、地域の教育文化活動の発展に大きく寄与している。
主な実績
平成7年度より6年間連続でコンクール東海大会出場
平成9月 | 中部日本吹奏楽コンクールにて、文部大臣奨励賞 |
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岡崎市立竜美丘小学校(吹奏楽部)
推薦理由
創部以来、県・東海地区・全国大会で優秀な成績を挙げ続け、多くの音楽好きの学生を輩出し、生涯にわたる音楽愛好家を育ててきた。
主な実績
こども音楽コンクール全国大会 1位2回 2位4回 3位2回受賞
全国小学校バンドフェスティバル 連続11回を含む全15回出場
豊田市立朝日丘中学校(弓道部)
推薦理由
学校の弓道場では一度に3人ずつしか練習できないという環境の中で、顧問の先生の熱心な指導により、全国大会に出場し、優勝をしている。
主な実績
愛知県中学校総合体育大会 弓道女子団体 優勝
全国中学生通信弓道大会 女子団体 優勝
三好俳壇(狂俳)
推薦理由
特に指導者を持たず互選による優秀な句を手本に、大会や句会を実施し、三好町周辺の市町の同好者と交流するなど、狂俳の普及と発展、親交を行っている。
主な実績
国民文化祭「文芸祭・狂俳大会」入選
東濃吟社供養巻、愛知県新春狂俳大会、狂俳物故者祝賀巻など多くの大会、句会に参加
三宅 佑佳(みやけ ゆか)
推薦理由
3歳からバレエを始める。
全国各地のコンク-ルに数々入賞。春よりロシアのマリンスキ-劇場キ-ロフバレエ団の留学が認められるほど、バレエ界の将来を担う逸材と期待される。
主な実績
平成13年 | 埼玉全国舞踊コンクール 東京新聞賞 全国バレエコンクール in Nagoyaシニアの部 優勝 |
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加納 慧士(かのう さとし)(発明クラブ)
推薦理由
豊田市創意工夫展に学校代表として「ラクラク電池テスタ-」という電池の残量をミニカ-の動く距離で表すという工夫を出品し、高い評価を得た。
主な実績
豊田市創意工夫展 会長賞
愛知県発明と工夫展-文部科学大臣奨励賞
豊田市少年少女発明クラブ作品展 最優秀賞 トヨタ創造性大賞
教育文化賞の部(敬称略)
岡崎市立美合小学校
推薦理由
生田蛍(国天然記念物)の養殖場を持ち、人工飼育を行い山網川に幼虫放流を17年間継続した結果、上流部に多くの成虫が飛ぶようになった。
主な実績
平成7年 | 第3回全国小学校環境教育賞 優秀賞 |
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平成13年 | 「全国野鳥保護のつどい」野生生物保護功労者表彰・文部科学大臣奨励賞 |
豊田市立前林中学校
推薦理由
平成8年からフラワーブラボーコンクールに参加し、「花のある美しい学校」活動の中で、生徒が花つくりの中で、生命を慈しむ心の醸成に務めている。
主な実績
フラワーブラボーコンクールでの多数受賞
平成8~13年 | 奨励賞・中部善意銀行賞・県教委賞・県知事賞・県大賞・文部大臣奨励賞 |
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豊田市立上鷹見小学校
推薦理由
平成元年より13年間ササユリ保護活動を行っている。全校生徒46人の小規模校で、学校周囲が小高い山に囲まれており、のどかさの中で、自然の観察や大切さを育成している。
主な実績
平成10年 | 愛知県教育委員会・健康推進学校特別優秀賞 |
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平成13年 | 小中学校花いっぱい優良校 農林中央金庫賞・日本児童教育振興財団 環境教育奨励賞 |
天野 幸輔(あまの こうすけ)(岡崎市立常磐中学校教諭)
推薦理由
「生を豊かにする死の授業」に取り組み、死や生きる大切さをじっくり考え、ホスピスと大学病院のケアチームコーディネータとした経験を生かした研究や啓蒙活動している。
主な実績
平成10・12年 | NHKテレビ 授業紹介 |
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平成11年~ | 各地にて講演会開催 |
平成13年 | 「中央公論」授業紹介 |