ごあいさつ

理事長写真

 平素より豊田信用金庫をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
 さて、令和元年度の経済動向を概観いたしますと、米中貿易摩擦による制裁関税の応酬や英国のEU離脱確定、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大などが経済活動に大きな影響を与えました。
 当地域の経済につきましては、年度前半は輸出および消費について増加基調にあり、堅調な推移となりました。しかしながら、年度後半は増税の影響を受けた消費抑制傾向が見られるようになりました。また、新型コロナウイルスの影響と見られる中国景気の急減速が世界中に波及したことや、国内感染拡大に伴う移動自粛、休校、営業休止要請等を受け、飲食、宿泊、観光業のみならず多くの業種で大幅に景況感が落ち込みました。
 こうした経営環境の中、当金庫は地域の皆様にご満足いただける金融商品、サービスの提供に努めてまいりました。その結果、預金につきましては期末残高で1兆6,102億円(前期比698億円4.5%増)、貸出金につきましては同じく7,903億円(前期比181億円2.3%増)とすることができました。
 収益面ではマイナス金利政策導入による市中金利低下の影響により、有価証券利息配当金が減少し、費用面では厳格な自己査定の実施により不良債権処理費用が増加したこともあり、経常利益は21億円、当期純利益は15億円となりました。
 今期は中期経営計画「とよしん共創力2018」の最終年度にあたり、各種経営課題や計数目標に挑戦し、地域金融機関としての強固な経営基盤を確立してまいります。また、地域密着・課題解決の推進を図り、将来にわたり持続可能なビジネスモデルを構築してまいります。
 特に、新型コロナウイルスの影響を受けられたお取引先への適切な金融支援に努めるほか、進展する高齢化社会において豊かな老後を送ることができるよう、お客様本位の業務運営方針に基づく資産形成支援にも積極的に携わってまいります。
 引き続きなお一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

令和2年6月

理事長
小木曽 鉱三