ごあいさつ

理事長写真

 平素より豊田信用金庫をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
 さて、平成30年度の経済動向を概観いたしますと、大規模な自然災害が相次いだことなどから一時的にマイナス成長に転ずる場面も見られましたが、年度後半は大手企業を中心に好調な企業収益を背景とした設備投資が増加するなど、マクロでは緩やかな回復基調が続きました。
 当地域の経済につきましては、主力の輸送用機械やスマートフォン関連等の電子部品で中国向け需要の悪化が見られるなど、企業部門では生産が一進一退となったものの、家計部門では良好な雇用環境の下、個人消費が引き続き堅調に推移しました。
 また、金融面では、日銀が2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続することとし、これに伴い長期金利はゼロ%近辺で推移しました。
 こうした経営環境の中、当金庫は地域の皆様にご満足いただける金融商品、サービスの提供に努めてまいりました。その結果、預金につきましては期末残高で1兆5,403億円(前期比602億円4.0%増)、貸出金につきましては同じく7,721億円(前期比450億円6.1%増)とすることができました。
 収益面ではマイナス金利政策導入による市中金利低下の影響により、有価証券利息配当金が減少しましたが、費用面では預金支払利息等が減少したこともあり、経常利益は30億円、当期純利益は21億円となりました。
 今年度は中期経営計画「とよしん共創力2018」の中間年度にあたり、各種経営課題や計数目標に挑戦し、地域金融機関としての強固な経営基盤を確立してまいります。また、経営基盤をより強固にすべく、地域密着・課題解決の推進を図り、将来にわたり持続可能なビジネスモデルを構築してまいります。
 当金庫は、地域の皆様のご愛顧をもちまして、本年12月に創立70周年を迎えます。引き続きなお一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

令和元年6月

理事長
小木曽 鉱三