ごあいさつ

理事長写真

 平素より豊田信用金庫をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
 さて、平成29年度の経済動向を概観いたしますと、政府が推進する経済政策の効果に加え、円安進行に伴う輸出持ち直し、非製造業中心の設備投資、公共投資拡大を背景に緩やかな回復基調を辿りました。
 当地域の経済につきましては、主力の自動車産業において、円相場が円安傾向で推移したこともあり、輸出の堅調な増加と企業業績の改善により、生産や設備投資が増加しました。
 また、金融面では、日銀が金融緩和の長期化をにらみ、9月に政策の基軸を従来の資金供給の「量」の拡大から「金利」の操作に移行し、物価が持続的に下落する「デフレ」からの脱却を粘り強く試みる「長期戦」への態勢を整えました。これに伴い、長期金利は日銀のターゲットであるゼロ%近辺で推移しました。
 こうした経営環境の中、当金庫は地域の皆様にご満足いただける金融商品、サービスの提供に努めてまいりました。その結果、預金につきましては期末残高で1兆4,801億円(前期比445億円3.1%増)、貸出金につきましては同じく7,271億円(前期比547億円8.1%増)とすることができました。
 収益面では、マイナス金利政策導入による市中金利低下の影響により、貸出金利息収入や有価証券利息配当金等が前期に比べ大幅に減少しましたが、費用面で預金支払利息等が減少したこともあり、経常利益は31億円、当期純利益は23億円となりました。
 平成30年度は、新たな中期経営計画「とよしん共創力2018」に取組み、各種経営課題や計数目標に挑戦し、地域金融機関としての強固な経営基盤を確立してまいります。また、信用金庫の原点である「相互扶助」の経営理念に基づき、独自性・特性や強みを発揮しながら地域やお客様を支え、豊かな地域の未来を創り上げてまいります。
 今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

平成30年6月

理事長
黒 田  連